「外国人でも読みやすい漫画なので、共生社会の実現にも貢献できる」と吉村教授。「ただ、商業ベースでの出版は難しいので、描き手の育成を含め公的な財政支援が必要だ」と話している。
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■ニュース会報を発行
一般社団法人「スローコミュニケーション」は週1回、「わかりやすいニュース」をホームページに載せている。日々のニュースだけでなく、「障害のこと」として、障害者に関係するニュースがまとめられたページもある。このほか、主なニュースをまとめた会報を年4回、季刊で会員向けに発行している。
同法人の室津大吾理事は「知的障害があっても、働いたりして社会生活を送っている人は多い。成人なので、幼稚な内容ではなく、世の中の出来事をきちんと分かりやすい言葉で伝える必要がある」と話している。
会員申し込みや問い合わせはメールinfo@slow-communication.jp