鉄道業界インサイド

オリパラ準備、JR×相鉄の直通運転、東急分社化…19年度の注目点は? (1/3ページ)

枝久保達也

 はじめまして。鉄道ジャーナリストの枝久保達也と申します。この連載では鉄道を中心とした公共交通について、これまでの歩みと最新の動向、そして今後のあり方を考えるためのヒントなどをご紹介してまいります。

 ゴールデンウィークが明けると、ようやく新年度が本格的に始まる気がするのは筆者だけだろうか。2019年度は東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、鉄道事業者のハード面の準備がヤマ場を迎える他、いくつかの都市鉄道が新規に開業、延伸を予定している。

 JR東日本は新国立競技場の最寄り駅となる千駄ヶ谷駅、信濃町駅と、国立代々木競技場の最寄り駅となる原宿駅で、多くの来場者に対応できるようにホームや出入口の増設を含む改良工事を進めており、オリンピック直前の2020年6月頃に完成する見込みだ。また2020年春、京浜東北線・山手線の品川~田町間に暫定開業する「高輪ゲートウェイ駅」の駅前には、競技中継や競技体験、イベントなどを通じてオリンピックの雰囲気を体感できる「東京2020ライブサイト」の設置が決まっている。

 ホームドア整備も進んでいる。今年度、JR東日本は山手線の新橋駅、浜松町駅にホームドアを設置し、東京駅と新宿駅を除く全駅の設置が完了する。東急電鉄は今年度中に東横線・田園都市線・大井町線全駅への整備を完了。東京メトロは千代田線、都営地下鉄は都営新宿線への設置工事を完了させる。小田急電鉄、京王電鉄、東武鉄道など各私鉄も乗降者数の多い駅を中心にホームドアを設置する予定だ。

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