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オランダで「かわいいお菓子」がレアな理由 「不健康な」食品から子どもを守るための広告規制 (1/5ページ)

ステレンフェルト幸子

 子どものお気に入りのアイスが生産中止に!

 私は現在オランダで生活しているのだが、先日カフェで娘のお気に入りのミニオンズのアイスを注文したら、店主がちょっと済まなそうに「ないんだ。生産中止になってしまって」と応えた。「アイスには、子どもが好きなキャラクターをつけちゃいけないって決まったんだ。キャラクターのついた甘いお菓子は、近いうちに国中のお店から姿を消すんだよ」。 

 国民の健康推進プロジェクトと「子どもを有害な広告から守る」ムーブメントのしわざ

 オランダではここ数年、国民のQOL向上と医療費の節約のため、政府主導で国民の食生活を向上させるプロジェクトや私設団体の活動が複数同時進行中だ。

 結論から言って冒頭の話は、オランダ経済省や子ども評議会、オランダ食品産業連盟、また業界最大手のスーパーマーケットチェーンなどが推進している「砂糖や脂質を多く含む『健康によくない』お菓子やドリンクは、必要以上に子どもを誘惑しないために、パッケージを含む全ての広告活動において子どもに人気のキャラクターを使用してはならない」というムーブメントの結果だったのだ。

 「お菓子が大問題となる」文化的背景

 はじめに説明しておきたいのは、そこまでお菓子が悪者になる文化的背景だ。

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