節句の飾りについては、「年に1度しか使わない」のがネック。和室をうまく活用しようと思うと、そこに隣接する押し入れには「よく使うもの」を収納したほうがよいと思いませんか?
そこで、「納戸」もしくは「いつか子供部屋にしようと思っている部屋」があるというご家庭は、そこに節句の飾りを移してみてはいかがでしょうか?
私が携わったお客様の中で、和室がモノで溢れかえって何年もひな人形を出していない、というご家庭がありました。押し入れは立派な雛飾りで占領状態。その方に「2階の子供部屋で節句飾りを保管し、季節が来たらひな人形を飾る」ことを提案したところ、お子様は「その方がうれしい!友達にも見せてあげられる!」と大喜び。お母さんからは「節句のモノは和室に飾らなければならない、と思い込んで押し入れに収納していたけど、子供達は違ったのですね」と驚いておられました。
節句の飾りはとても重たいので、移動させるときはお父さんが大活躍されていました。
我が家にもかつて大きな雛飾りがありましたが、阪神淡路大震災で被災したご家族に譲りました。モノは無くなりましたが、代わりに飾ってくれている人たちがいると思うと嬉しい気持ちになりますし、記憶にもしっかり残っています。手放すことを検討するなら、「譲る」のもいいですね。
今、我が家には節句の飾りはありません。そのかわりに節句の時期になると「節句イベント」に積極的にでかけるようにしています。家族で思い出を作る、という意味では、モノを持たなくても記憶に残す方法はあると考えています。
次回の後編では、いよいよ片づけ作業に入っていきます。お楽しみに!
【デキる男は住まいから】はライフオーガナイザーでミニマライフ.com代表の香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら