片桐実央の起業相談

専門家として売り出す (2/2ページ)

 専門家として活躍するには、同業者や関連する役所などとの関係づくりも大切になってきます。例えば、業界団体に属していれば、最新情報を得られます。自分が苦手とする分野の仕事がきたら、得意とする専門家に仕事を渡し、紹介手数料を得るケースもあります。このように提携先を確保しておくのも有効です。

 コンサルタント会社は競合が激しく、新規顧客の開拓に苦労する方も多いです。そこで活用したいのが、関東地方1都6県と新潟、長野、山梨、静岡の各県を管轄する経済産業省関東経済産業局の「マネジメントメンター登録制度」。中小企業の経営課題解決に向けて助言を行える人をマネジメントメンターとして登録し各地域の中小企業との交流の場を設けるものです。顧問先獲得につなげやすいです。

 講師や顧問として専門家としてブランド化したい人は、それぞれの派遣サービスや紹介サービスを提供している企業に登録しておくといいでしょう。

 講師や顧問を探している企業の担当者が、インターネットのサイト上で選べるようにできています。そのため、掲載してPRしておくと声がかかりやすくなります。原則無料で仕事が決まったら紹介手数料を払う仕組みのサイトのほか、登録料や掲載料がかかるケースもあります。

                  

 銀座セカンドライフ ginzasecondlife.co.jp

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