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食パンで地球を救う!? 大阪の店が「SDGsパン」開発 (1/3ページ)

 食パンが地球を変える-。大阪市鶴見区のパン店が、食品ロスや二酸化炭素(CO2)削減といった地球規模の問題への関心を呼びかけるユニークな食パンを開発した。その名も、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)にちなんだ「SDGs食パン」。売り上げの一部が飢餓撲滅の寄付金にあてられるほか、従業員の働き方改革などの一助になると見込まれており、店は「社会の意識を変える食パンになれば」と期待を込めている。(桑村朋)

 大阪メトロ横堤駅近くの「ダンクブロート」。店内は香ばしい匂いに包まれ、多種類のパンが並ぶ。店で毎月限定で予約販売されるのが、SDGs食パンだ。見た目は普通の食パンだが、「SDGsの理念をベースに作った特別なパン」と、店員の吉村貫(とおる)さん(36)が説明する。

 「地元・鶴見区をSDGsに取り組む街にしたい」との夢を持つNPO法人「みらくる」(同区)の提案を受け、約2カ月かけて食パンを開発した。

 売り手と買い手の満足に加え、社会貢献もするとの近江商人の経営哲学「三方よし」にちなみ、商品名は「三宝」に。1本売るごとに、別のNPO法人を通じ、途上国に給食1食分が寄付される仕組みだ。

 さらに、パン店最大の悩みでもある「食品ロス」と「過重労働」について、三宝は完全予約販売で食品ロスをゼロに。販売数も毎月200本に限定、月1度の販売日は三宝だけを売ることで労働時間を抑制した。

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