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ラグビー代表を再生させた"すごいストレッチ" あらゆる不調は正しい姿勢で改善へ (3/3ページ)

 この運動をやった後に体を回旋させると、回旋の可動域が明らかに広がったり、上体を反らしやすくなったりするので、すぐに変化を感じられると思います。

 肩こりがつらい人は「上腕ねじり」を

 立った状態で腕を水平に上げていき、自分の耳の横までスーッと来ないようであれば、上腕骨のポジションに問題があります。途中までしか上がらなかったり、痛みを感じたりする場合は正常のポジションにないのです。それが当てはまる場合は、「上腕ねじり」が効果的です。

 姿勢が悪い人に肩こりや首こりが多いのは、筋肉の使い方が悪いから。デスクワークなどで腕の骨が内向きになり、そのせいで大胸筋が収縮して硬くなってしまうことから肩こり、首こりが起きます。それが思い当たる人には、この「上腕ねじり」がオススメです。

 壁を利用して、胸の筋肉(大胸筋)を伸ばし、肩甲骨回りの筋肉(棘下筋(きょくかきん))を縮ませ、肩が正しい位置で動くようにしつけるトレーニングです。

 はじめのうちは体の軸が曲がってしまうかもしれないので、両肩が水平状態を保てる限界まで回転させて、徐々に90度を目指しましょう。はじめは決して無理をしないでください。

 あらゆる不調は正しい姿勢で改善へ向かう

 いまや腰痛や肩痛、ひざ痛などの痛みに悩まされているのはシニアの方だけではありません。若年層の多くも、パソコンやスマートフォンなどの普及によって体の姿勢が悪くなり、それがさらに体を痛めつけるという悪循環に陥っているのです。すべては「正しい姿勢」から始まります。

 ご紹介した「筋肉をしつける」ためのストレッチは、動かなくなってしまった筋肉に、本来の動き方を思い出させるのが目的です。学習効果を上げるには反復が基本。トレーニングする時間の間隔が短ければ短いほど、その効果は高くなります。

 とにかく、今日から2週間頑張ってみましょう。皆さんの仕事のパフォーマンスもグンと上がると信じています。

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 佐藤 義人(さとう・よしひと)

 鍼灸師、アスレチックトレーナー

 1977年、大阪府生まれ。日本体育協会公認のアスレチックトレーナー。2015年、ラグビーワールドカップ日本代表チームのメディカルスタッフとしてチームに帯同し、選手からは「神の手(ゴッドハンド)」と呼ばれた。現在、トレーニングジムおよび治療院「SATO.SPORTS」にて、スポーツや格闘技に励む子どもたちや各部位の痛みを訴えるシニアなどのトレーニング、施術、リハビリを行っている。

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 (鍼灸師、アスレチックトレーナー 佐藤 義人)(PRESIDENT Online)

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