30年7月には商店など約50団体で「倉吉ひなビタ♪応援団」を結成。セミナーを開いて作品を学習する一方、キャラクターごとの誕生祭を開いてきた。
ふるさと納税、12時間で目標額
市民とファンの交流の転機となったのが28年10月の鳥取県中部地震。被災した倉吉市を元気づけようと、全国からひなビタ♪ファンが集結した。
天井が落下する被害が出た贈答品販売「ギフトやぶき」の矢吹泳司社長と妻の祐子さんは「多くのファンに心配してもらった」と感謝する。
店ではひなビタ♪とコラボした絵馬やピンバッジを販売。キャラクターの誕生日をファンとバースデーケーキでお祝いした。矢吹社長は「『倉吉に帰ってきました』といわれるとうれしい。ファンの人たちが地域の経済や活性化に与える影響は大きい」と話す。
市はひなビタ♪のキャラクターをあしらったマンホールのふたを製作しようと昨年12月、ふるさと納税制度で寄付の受け付けを開始。初日の約12時間で目標額の100万円を突破した。
市商工交流課の垣原将志主事は「2月29日までの期間中に集めるのが目標だったので驚いている。いつも倉吉のことを思ってくれているファンには感謝している。今後も年間を通してファンが喜ぶことができれば」と話している。