グローバルリーダーの育て方

科学は、まだオムツの取れない子どもでも学べる (2/3ページ)

龍芳乃
龍芳乃

 子どもだけの特権じゃない「なぜなぜ」戦法

 子どもにとって、たまたま抱いた「疑問」を広げていき、そこからさらに疑問が生まれ、先生からも疑問を投げかけられ、一緒に学んでいくというプロセスがとても大事です。公園で「コンクリートに石を投げるのと、木に投げるのとでは音が違う」と気がついても、そこからさらに「なぜ音が違うか」を一緒に問うことが何よりも重要です。疑問から生まれた探究心と、体験や知識などを結びつける「補助」という重要な役割を担うのが先生だと考えています。

 このコラムを読んでくださっているビジネスマンの皆様。社会人にも同じことが言えると思いませんか。新人が「なぜうちの会社はこのようなやり方をしているのだろう?」「これって効率悪い」と思ったとします。「こういうものだから」と突っぱねてしまうと、疑問を感じても徐々に口に出さなくなるか、最悪の場合、疑問さえ抱かなくなります。「なぜ」にしっかりと向き合い(と言っても限界はありますが…)その疑問を吸い上げ、追求し、必要に応じてプロセスを見直す。しっかり疑問を検証する。これらは仕事にも通じることです。

 オムツを履いた子でもチャレンジできる科学の実験

 話がずれてしまいましたが、GGISで実際に行っているサイエンス教育の取り組みをいくつかご紹介させてください。先ほども触れたとおり、サイエンスの題材は日常の生活にもあふれています。ご自宅をはじめ、どこの学校・塾・保育園でもできるようなことばかりです。

 GGISの生徒は、小さいうちからたくさんのことを学びますが、1~2歳児クラスの生徒でも実験に挑戦しています。小さければ小さいほど、五感に訴える学習法を心がけています。

 【学習テーマ】お花は私達と同じくご飯を食べているのかな?

 この疑問を検証するために、水に色を付けて花びらの色が変わる様子を一週間にわたり観察しました。

 【学習テーマ】静電気ってなに?

 風船を髪の毛と摩擦させ、静電気を起こし、塩が風船にピシャーーーとくっ付くかを実験しました。静電気によって、紙製のチョウチョの羽がヒラヒラと動くことも確認します。

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