したがって、あとは管理しやすいように加工すれば良いのですが、仕事でレポートを作成するのと同じような感覚で苦にならないそうです。男女の差があるのかわかりませんが、課題を見つけると何とかしたくなる、結果については数字にこだわるというのは、これまでの相談で多くの男性から感じたことです。家計管理表作成は案外男性に向いている作業かもしれません。
家計管理表づくりは家計簿アプリから
筆者が考える家計管理表の必須項目は6つです。
- ・月単位の費目別収入と費目別支出
- ・月単位の収支
- ・年に数回の特別支出
- ・年単位の費目別収入と費目別支出
- ・年単位の収支
- ・貯蓄残高
支出の費目が細かいキャッシュフロー表のイメージです。
使用するデータ自体は家計簿アプリからのダウンロードで済みますが、家計管理表にするには加工が必要です。家計簿アプリからエクセルへ出力すると、収入や支出のデータは時系列で書き出されます。それらを費目ごとにソートして合計すれば費目ごとの収入と支出が作れます。どの程度細目化するかで気になる支出をクローズアップしやすくなりますが、あまり細かすぎても木を見て森を見ずになってしまいます。そのためには家計簿アプリのそもそもの設定の工夫(費目の登録など)がカギになります。
家計簿アプリをまずは試してみましょう。家計管理は継続することが重要ですので、アプリ選びのポイントは使い勝手が良いこと。レシート撮影入力、固定支出登録、データの出力、複数端末共有、金融機関やクレジットカードとの連携まで無料だと、充実しているといえます。夫婦で異なるアプリを使って比較してみるのも良いでしょう。
筆者の周囲では「Zaim」や「マネーフォワードME」の利用者が多いようです。機能的にはほぼ同程度と感じていますが、資産運用も含めて管理、把握したいということであれば、現時点で証券口座との連携もできるのはマネーフォワードMEです。いずれもスマートフォンで手軽にできますが、PCより手薄になりやすいスマートフォンのセキュリティには十分な注意が必要です。
【新時代のマネー戦略】は、FPなどのお金プロが、変化の激しい時代の家計防衛術や資産形成を提案する連載コラムです。毎月第2・第4金曜日に掲載します。アーカイブはこちら