すると、子供が一緒に寝ることで今まで感じなかった「トイレ問題」が発生しました。雨の日の夜中に、子供から「トイレ行きたい」と言われて、目は覚めるし濡れるし子供が泣き出す、と悲惨だったのです。この反省を生かして我が家ではポータブルトイレを用意することにしました。
ポータブルトイレの袋をバケツにかぶせ、凝固剤を中に入れて、大人も子供も使ってみることに。
初めて使ったときは、驚くことにあれだけ「トイレに行きたい!」と言っていた子供が、ポータブルトイレを見てひとこと「ムリ。出ない」と言ったのです。
回数を重ねることで少しずつ慣れてきて今では問題なく使えるようになりましたが、災害時のシミュレーションとしても使っておいてよかった! と感じています。
実はこの「親子で車中泊(in 家の前)」体験が子供たちに好評で、今でも毎週末、金曜と土曜に継続しています。
コロナ禍で思うようにお出かけできない日々が続いています。子供たちと非日常を味わえる「車中泊」、試してみませんか? 次回以降、実際に車中泊をしたときの様子をお伝えしたいと思います。
【マナーを守りましょう】
- 高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)では原則、10時間以上の駐車で車中泊を行うことは禁じられています。
- 公園などの無料駐車場、温泉施設なども車中泊は原則禁止です。
- 自宅駐車場であっても車内で大声を出すなど近所迷惑にならないよう、意識することも大切です。
【デキる男は住まいから】は株式会社ミニマライフ代表取締役で、ライフオーガナイザーの香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら