新時代のマネー戦略

マイルの有効期限は延ばせる コロナ終息後にビジネスクラスで海外旅行へ行く方法 (1/2ページ)

畠中雅子
畠中雅子

コロナ禍の中で7回もキャンセル

 コロナ禍で海外渡航は難しくなっていますが、ワクチン接種が進んだら「○○に行きたい!」と考えている方は少なくないでしょう。同時に、航空会社のマイルを貯めている方はたくさんいらっしゃるはずです。ちなみに、ANAもJALも、マイルの有効期限は通常、利用月から36カ月後です。マイルを貯めている方は、航空券に交換しづらかった時期のマイルの管理をどのようにされていますか? 

 私はANAのマイルをメインに、JALのマイルも貯めています。コロナ以前は1~3カ月おきに海外渡航をしていたため、コロナ禍で海外航空券のキャンセルを7回もおこないました。行きたい場所に行けなくなったのは残念ですが、こればかりは仕方がありません。海外渡航が安心してできるようになるまでは、うまくマイルを管理したいと考えています。

「特別条件」でのキャンセルは有効期限が36カ月延長される

 私は航空券のキャンセルを繰り返した結果、ANAとJALについては、キャンセル時のマイルの取扱いにも多少詳しくなりました。飛行機が飛ばなかったり、コロナの影響で渡航が難しい場合は、「特別条件」に該当し、マイルが払い戻されます。しかも、払い戻されるマイルの有効期限は、36カ月も延長してもらえます。キャンセルに伴うマイルの減算や、キャンセル料の支払いも発生しません(特別条件に該当する場合)。

 唯一失敗したのは、早めにキャンセルをしてしまった航空券。旅行時期が近づいてからキャンセルすれば、特別条件が適用された便だったのに、早々にあきらめてキャンセルしたら、通常のキャンセル料金が発生してしまいました。旅行時期が近づいてからキャンセルすれば、特別条件に該当してキャンセル料が発生しなかったことを、別件で航空会社に問い合わせをしたときに知りました。

 「特別条件」に該当するか、否かで、キャンセル料金の有無が決まります。キャンセルする場合はHP上で特別条件に該当するかを確認するか、航空会社に問い合わせをしたうえで、キャンセルの手続きに進むことをおすすめします。

早期予約のキャンセルで発生しがちな「有効期限切れ」

 キャンセルを繰り返しているために、私が保有するマイルのほとんどは有効期限が延長されていますが、喜んでばかりもいられません。なぜなら、特別条件が適用されるキャンセルを繰り返した結果、ANAとJALのマイルが合計で100万マイル近くまで増えているいっぽうで、希望通りの航空券に変えられるのかに不安が生じているからです。航空券以外の特典へ交換する方法もありますが、一生懸命貯めたマイルは、航空券以外には交換したくないのです。

 私の場合、会社員の夫や娘、大学生の息子たちと「夏休みの繁忙期」に欧米線のビジネスクラスに搭乗するのを目的にマイルを貯めています。当然、かなり人気の路線ですから、ANAは355日前、JALは360日前という、予約開始日の開始直後に予約しています。繁忙期に人気路線のビジネスクラス席を3席や4席取るためには、予約の際は“数分の勝負”になることも少なくありません。

 予約をしたら、すぐに「航空券を発券」します。発券の締め切り日までに航空券として発券をしないと、予約が取り消されてしまうからです。発券した航空券の有効期限は1年間(航空会社によっては期限が異なる可能性があります)。ほぼ1年後の予約をしているわけですし、家族の夏休みに合わせていますから、我が家の場合、予約の取り直しはできません。

 気を付けるべきは、自己都合のキャンセルの場合、払い戻し手数料マイルを引かれたあとの(現金でキャンセル料を払う航空会社もある)マイルの払い戻しはあっても、有効期限の延長はないこと。航空券と交換した時点では有効期限まで余裕のあったマイルも、キャンセルの時点で有効期限が切れていることは少なくありません。

 私も何度か、有効期限切れのマイルを没収された経験があります。たとえば息子の海外修学旅行と重なって、泣く泣くキャンセルしたら、その時点で有効期限が切れていた6万マイルを没収された経験もあります。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus