政府の集計によると、8月31日時点で、全国民の半数以上が新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を完了、そして4割以上が2回目接種を完了しているのだそうです。
《日本国内の接種人数と全人口に占める割合》
1回目 / 72,392,138人 57.2%
2回目 / 58,508,479人 46.2%
出典:首相官邸ウェブサイト(8月31日時点)
接種後の副反応については、モデルナ製ワクチンの場合、ファイザー製に比べて発熱する人の割合が高く、2回目接種後は、4人に3人が発熱している計算になります。
今後もたくさんの方がワクチンを接種し、発熱などの体調不良を感じることになるでしょう。
子供がいて、そして普段から妻の家事負担の割合が大きいご家庭の場合、妻が体調不良になると一大事ですよね。ただ、普通の体調不良と違って、ワクチン接種の場合は「事前に予期できる」ケースと言えます。つまり、このワクチン接種は夫が家事シェアに協力する絶好の機会なのです。
今回は「妻が体調不良になったときに夫がするべき家事2つ」をご紹介します。
1.子供の送迎をマスターする
保育園・学校・習い事など、子供の送迎を妻が担っているご家庭はないでしょうか?
共働き夫婦でも、母親のほうが時短勤務で、夕方に子供のお迎えに行くというご家庭が多いかもしれませんね。
筆者の例で恐縮ですが、夕方のルーティンはこのようになっています。
夕方16:30に家を出発
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保育園へ長女をお迎え
↓
長男を習い事へ送り
↓
次男を習い事へ送り
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次男のお迎え
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長男のお迎え
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19:20帰宅
わが家は、子供の習い事を決める際に「日々のルーティンを変えないこと」を重視し、平日は毎日同じように過ごしていますが、きっと皆さんのお宅では、曜日によって習い事が異なったり、帰宅時間が違ったり、などあるのではないでしょうか?
まず、夫がすべきことは『毎日の夕方の送迎スケジュールを把握すること』です。
これは聞いて覚えるのではなく、しっかり紙に書き出した方がよいです。習い事によっては「雨の日は違う場所」や「祝日の場合は時間が異なる」など、イレギュラーが発生することもありますので、気をつけましょう。また、車で送迎する場合は「夕方は混雑するので、20分前に家を出てあのルートを通る」なども聞いておきたいですね。
次に『子供の送迎時の荷物を準備する』です。
子供が小学生以上の場合は、ある程度自分で準備できるのですが、未就学時の送迎では「お仕度」も大人がやらなければなりません。これも紙に書き出しておきましょう。
最後に『先生や保護者との確認事項の有無』を知っておきましょう。
たまに「送迎って送り迎えだけでしょ?」と言うお父さんがいらっしゃいますが、「月謝を渡す」「週末の試合やイベントの参加に関すること」など送迎時のやりとりは意外と多いものです。
また、コロナ禍においては「保護者はここまでしか入れない」といったルールもありますので、事前にお母さんとしっかりコミュニケーションを取っておくことをオススメします。
筆者の場合、習い事の先生からの連絡先に夫も追加してもらうようにお願いしました。これにより、私が伝え漏れていても夫側にも伝達が行われているので安心です。