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「臓器欲しいなら礼金払え」 中国赤十字会が徴収 「輪廻転生」で慢性不足 (2/4ページ)

2013.7.12 09:00

  • 中国・広東省広州市
  • 中国・広東省の経済特区、深●(=土へんに川、しんせん)、上海市
  • 中国・江蘇省
  • 中国・河北省

 平均160万円で移植斡旋

 報道によると、広州にある病院の職員は新京報に対し、臓器斡旋に対する礼金の平均額は10万元(約160万円)だと証言。「礼金がどう使われるのかは、一般の人々には分からない」と話した。

 江蘇省(こうそしょう)の病院職員も、臓器提供者であるドナーの家族宛てとして、5万元(約80万円)を赤十字会に渡したと明かした。

 さらに広州陸軍病院の職員、ヤオ・リンさんは「深セン市の赤十字会の臓器提供コーディネーターはいつも、提供者の死が近くなると連絡してきて、直後に移植手術がアレンジされた。しかし病院側が礼金の支払いをやめるとコーディネーターは何の情報もよこさなくなった」と、暴露。「赤十字会から礼金の使い道の説明はなかった」と付け加えた。

 これに対し、中国赤十字会の職員は新京報に対し、「礼金は地域によって異なり、その大半は臓器提供者の医療費に充てられている」と述べ、礼金徴収を認めた。

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