サイトマップ RSS

褐色脂肪細胞とカプサイシン 大和田潔 (1/2ページ)

2013.7.15 10:15

 【青信号で今週も】

 猛暑が続いています。先日、秋葉原の中華料理屋さんを訪れました。辛いラーメンや麻婆豆腐をおいしそうに食べているサラリーマンの方々と出会いました。クーラーが効いているにもかかわらず、額には玉の汗がでています。皆さん、元気そうにニコニコ談笑されていて、ホッとする一幕でした。

 唐辛子に含まれる辛い成分はカプサイシンと呼ばれるものです。カプサイシンはTRPV(Transient Receptor Potential cation channel subfamily V)と呼ばれるレセプターに結合します。カプサイシンレセプターとも呼ばれています。マウスにカプサイシンを食べさせると、脂肪細胞から血液中に脂肪酸が放出されます。同時に、脈拍数や酸素消費量が上がり、体脂肪が減ります。どうやらカプサイシンは交感神経という自律神経を活発に働かせて脂肪を燃やす作用があるようです。

 交感神経は動物が敵から逃げたり、獲物を追いかけるときに活発に働く神経です。運動に適したカラダの反応を引き起こします。それに対し、副交感神経はリラックスしているときに活発に働く神経で、脈拍数を減らしたり、腸の運動を活発にさせたり、眠くさせたりします。

辛くないカプサイシンであるカプシエイトも利用できる

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ