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F1のボス、44億円贈賄起訴 税務調査逃れ図り、引退の危機 (2/3ページ)

2013.7.19 00:02

 この元幹部は、かつてF1ビジネスにエクレストン氏とともにかかわっていたゲルハルト・グリブコウスキー氏(55)で、昨年8月、収賄と背任の罪で独裁判所から懲役8年半の判決を受けている(係争中)。

 バイエルン州立銀行は、かつてF1の放映権を独占するなどし、SLECの株式の47%を所有していた独キルヒメディアグループが経営破綻した際、その保有株を引き継ぎ、売却先を探していた。グリブコウスキー氏は、SLEC株売却の特命を帯びた担当役員だった。

 「違法ではない」

 CVCキャピタル・パートナーズは現在、SLECの株式の過半数を所有し、10月にシンガポール証券取引所でSLECのF1関連株の公開を予定。目標評価額は100億ドル(約1兆円)以上とされる。

 エクレストン氏は英BBCなどの取材に対して、「違法なことは何もしていない。金を渡したのは、ゲルハルトが(職務権限のある)公的な人間だからではなく、元々ビジネス仲間だったからだ。税金に関して彼がいろいろと口出しするので、黙らせるため渡した金だ。賄賂ではない」と主張。

「刑務所から指示は出せない。後継者はまだ決めていないのだが…」

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