「塵くずより国家間関係」
プーチン大統領の元CIA(米中央情報局)職員エドワード・スノーデン氏に対する認識は、きわめて否定的だ。7月17日の露国営ラジオ「ロシアの声」の報道が興味深い。
<ウラジーミル・プーチン大統領は東シベリアの都市チタで17日に開かれた記者会見で、元CIA職員エドワード・スノーデン氏についての記者からの質問に答え、「国家間関係は特務機関の塵(ちり)くずよりも遥かに重要だ」と述べた。
プーチン大統領によれば、スノーデン氏には既に、「露米関係を損ねるようないかなる活動もロシアには受け入れられないと警告してある」と述べた。続いて記者から「人権擁護と反米活動の区別をどこに引くのか」と聞かれて、大統領は、「細部には容喙(ようかい)しない」と述べた。スノーデン氏は自ら進退を決する、と大統領。「私の理解では、スノーデン氏はロシアに終生留まる意図はもっていない。青年がいかなる決断を下すかは私には分からない。彼の決断ひとつだ」と強調した。