8月6日発売された米ジャーナリスト、クリストファー・アンダーセン氏(64)の新著「この貴重な数日間 ジャックとジャッキーの最後の1年」には、当時の関係者への綿密な取材に基づくこんな生々しいやりとりが描かれている。
アンダーセン氏は歌手マドンナさんの半生を描いた著書などで知られる。新著は発売前にその内容がタブロイド紙にスクープされ、フランス通信(AFP)などが世界に伝えた。
著書は、夫妻の関係を年代順に明らかにしている。夫が1961年に43歳で大統領に就いたとき、ジャクリーンさんはホワイトハウスでの生活を「金魚鉢の中にいるようだった」と、不安に思っていたが、次第に「オフィスで日に何度も彼を見た。人生で最も幸せな時だった」と思うようになった。
だが、当時の大統領の秘書は「大統領が彼女と結婚したのは、愛していたからではなく、大統領には妻が必要だったからだ。2人が愛し合っていなかったのは真に明白だ」と、証言。
大統領は多数の女性と不倫関係を持ち、ジャクリーンさんは夫の裏切りではなく、スキャンダルが発覚し自分が世間の笑いものになることを最も恐れていたという。結局、モンローさんは大統領との結婚を果たせず、36歳だった62年8月に自宅で全裸で死んでいるのが発見された。