その海江田氏が狙っているのは何か。それは日本(にっぽん)維新の会やみんなの党が自壊するのを待つことにほかならない。政権を失ったとはいえ衆参で野党第1党。国政選挙も当面ないとの見方が強い。ならば再編を焦ることはない-。海江田氏の心境はそんなところだろう。
根深いみんなの対立
海江田氏の「待ち」の姿勢を援護射撃するかのように、みんなの党にはさっそく瓦解(がかい)の兆しが見え始めた。今月(8月)7日の両院議員総会。それは目を覆わんばかりの見苦しいものだった。江田氏は自らが取り組む資金面などの党改革に触れ、こう言い放った。
「解任される以上、しっかり記者会見をして真意を説明する。税金の無駄遣いの解消を訴えてきたわが党が、これまで政党助成金の使い途が誰も分からない!どうやってるのか分かりますか?」
他の出席者からは「解任されたら記者会見で言ってやるぞという態度はおかしい」「脅迫にしか聞こえない」と怒号が飛び交い、渡辺氏は怒りを爆発させた。
「幹事長から政治資金について不正があったかのような発言が出た。こういうイメージを与えることはまかりならん!どれだけ資金繰りに苦労したか…」