駅員が車椅子利用者を介助している場面を、よく目にする。少し前は「介助します」という意識が強いように感じていた。
私を含め、周囲の乗客も多少、緊張していた。ところが今は、駅員と利用者が一緒に乗降したり、乗り換えている姿が、とても自然に見える。過剰な感謝もへりくだりもなく、程よい距離感で話す姿を見ると、自然に笑顔になる。
毎朝乗る電車に車椅子の通勤者がいる。最初はどうしたらいいのか分からなかったが、そのうち周囲の乗客はすっかり慣れ、乗降のときは邪魔にならないよう順番を譲る。その動作はあまりにも当たり前で、乗客たちも意識しないでやっているに違いない。