強力な防弾能力には大きな秘密がある。このスーツは、ナイロンより軽いのに鋼鉄の5倍の強度を持つ「ケブラー繊維」の耐久性と、ナノテクノロジーの技術を融合した新開発の「液体タイプの装甲」を組み合わせることにより、驚くべきことに、電流や磁力に反応し、液体から固体に一瞬で変化して兵士の身を守るという。
それだけではない。スーツには負傷した部分を自動的に検知し、患部を保護する機能まで備わっており、まさにSF戦争映画の世界を現実化するものだ。
計画では、兵士の体全体をこのスーツで覆うだけでなく、腕や足には油圧式で動く別のロボット型スーツを装着し、人間の運動能力を強化する。また、眼鏡型の情報端末「グーグルグラス」のような最先端のIT機器で視界などを確保しながら、ネット技術を生かした情報収集も可能になる見通しだ。