「演劇はわたしたち人間が幸せに生きていくためにはどうすれば良いのかを考えることが出来る芸術だと思っています。『わたしたち』には、家族、友達、地域、国、さまざまなサイズがありますが、日常ではなかなかそのサイズを超えて考える機会がありません。このサイズを大きくしていきたいですし、自分の活動を見て、そういった事を考えてもらえるとうれしいです」と話している。(田窪桜子(おうこ)/SANKEI EXPRESS)
■ただ・じゅんのすけ 1976年、千葉県出身。2001年、劇団「東京デスロック」を旗揚げし、全作品の作・演出を担当。劇団「青年団」演出部にも所属し、青年団リンク「二騎の会」を共同主宰。10年から富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)の芸術監督を務める。日本の地域演劇のみならず、韓国やフランスでの公演、共同製作などにも積極的に取り組んでいる。俳優として舞台、映像など幅広く出演している。
【ガイド】
10月26日まで、Doosan Art Center Space111(韓国・ソウル)。東京デスロック deathlock.specters.net/