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社民党首選 吉田政審会長が一騎打ち制す 長引く党勢衰退…多難な再建 (3/3ページ)

2013.10.15 09:56

 党は次期衆参両院選の結果によっては政党要件を失いかねない瀬戸際にある。重鎮の村山富市元首相が「このままでは先がない」としてリベラル勢力結集に向けた政界再編に言及するなど、党員や支援者には「解党的出直し」論もくすぶる。(SANKEI EXPRESS

 ≪温厚な「調整型」≫

 ■よしだ・ただとも 国政経験は党所属国会議員5人の中で2番目に短いが、又市征治幹事長らの強い要請を受けて党首選立候補を決意した。福島瑞穂前党首が強い個性と抜群の知名度で党を牽引(けんいん)したのとは対照的に、温厚な人柄を生かした「調整型」の党運営を目指す。

 大分県職員労働組合委員長や県議を経て2010年参院選で初当選。小学生時代に新聞配達で家計を助けた経験から、弱者や労働者の側に立つ志を培った。休日は妻と映画観賞や温泉巡りを楽しむ。57歳。大分県出身。

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