冬は、反対に「あたため美容」で血行をよくしましょう。乾燥対策で水分も与えてくださいね。夏でも、現代は冷房が効いていますので、こういった冬用のあたため美容が必要になることもあります。自分の生活環境に合わせて、肌ケアを使い分けてください。
春は栄養をあげて
夏と冬はがんばって肌ケアをしますが、意外と見落としがちなのが、夏と冬の間の季節。実は、春と秋は、過酷な季節に向けて、お肌の底力をつけるとっても大事な時期なのです。
春…正確に言うと2月ごろは、冬の間に冬眠状態になってしまった肌を、春に向けて目覚めさせることが必要です。冬の間、お肌は眠った状態になって、栄養を取り入れにくくなります。そこで、2月ごろになったら、集中美容液で栄養を入れてあげてください。漢方ではこれを「補薬」といいます。
次に、じめじめした梅雨。この時期は細菌が繁殖しやすいのでこまめに肌を洗うことが大事です。