今回の一件では先月(9月)、英国人2人、ロシア人4人の保釈も拒否されていることから、オランダ政府は今月(10月)4日、差し押さえられている抗議船の返還と活動家たちの釈放を求め国際海洋法裁判所への仲裁申し立て手続きを始めた。抗議船の船籍はオランダで、メンバーにオランダ人もいるからだ。
グリーンピースの支援者らはメキシコやウクライナなど活動家たちの出身国にあるロシア公館に抗議行動を断続的に続けているほか、ヒラリー・クリントン米前国務長官(65)も今月(10月)11日、英国王立国際問題研究所でのあいさつで「ロシアの一連の対応は国際的にさらなる強い非難を巻き起こすだろう」と警告した。
しかし、プーチン大統領は外交関係も巻き込んだ摩擦を気にする様子もなく、「全員、国籍を問わず起訴する」として過激な抗議活動には厳罰で臨む考えを変えていない。30人は最高15年の禁錮刑を受ける可能性が高まっている。(SANKEI EXPRESS)