警視庁は東日本大震災を機に発足した特殊救助隊を災害現場に初めて派遣。16日から島西部の丸塚地区で、がれきに体の大半が埋まった状態でみつかった女性(76)の救出活動にあたった。しかし、女性の体に何重にも絡みついた倒木や家屋の柱を取り除くのに苦戦し、17日午後2時前に引き出すことができたが、死亡が確認された。特殊救助隊の矢川功二隊長は「隊員は厳しい条件下で最善の努力を尽くした。救出できなかったのは非常に残念だ」と、肩を落とした。
町役場で行われた会見では、避難勧告が出されなかったことについて、川島町長が「自治体の長の判断であり、おわびしなくてはならない」と、謝罪した。町長は島根県に出張中で、16日午前3時すぎに、総務課長から電話で状況報告を受けたが、避難勧告や指示を出す判断を下さなかった。