しかし、米国ではペットフードメーカーに対し、法律で原材料の生産国の表示を義務付けておらず、消費者はそれを知ることができないのが実情だ。
表示なしに不安
今年1月には、FDAがニューヨーク州の試験所で行っているサンプル調査で、2社のペット用ジャーキーの鶏肉成分から米国で未承認の抗生物質など6種類の薬物が検出された。
いずれも中国産の原材料が使用されていたという。薬物は低レベルで今回の大量死との関係は不明だが、回収措置が取られた。
さらに07年にはペットフードに使われていた中国産原材料に化学物質が含まれており、4000匹のペットが死亡する事態も起きている。
ダナム所長は「動物を愛する者として、早急に原因を突き止め、被害の拡大をストップさせたいと願っている」と述べ、各方面に協力を求めた。