ウンハウワーが俳優になりたいと考えたのは7歳のころで、小学校の学芸会で披露した演劇で役をもらったことがきっかけだった。「なってみたい職業はこれだと思いましたね。だって、自分が他人となり、自分を忘れられるんですよ。快感ですね」。こう語ると、面接で自分を主人公に選んでくれたオゾン監督に敬礼ポーズをしておどけてみせた。公開中。(高橋天地(たかくに)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■Francois Ozon 1967年11月15日、パリ生まれ。96年「サマードレス」でロカルノ国際映画祭短編セクショングランプリを受賞。2000年「焼け石に水」でベルリン国際映画祭テディ2000賞を受賞。02年「8人の女たち」でベルリン映画祭銀熊賞を受賞。このほか監督作は01年「まぼろし」、07年「エンジェル」、10年「しあわせの雨傘」など。