サイトマップ RSS

不毛な「地球の裏側」論争 (1/3ページ)

2013.10.26 11:30

 【安倍政権考】

 小学生の頃、学研の学習漫画「ひみつ」シリーズが大好きだった。繰り返し読んだ「できるできないのひみつ」では、地球を貫通する穴を使って、アルゼンチンに荷物を届けることができるのかという疑問に答えてくれた。

 こんな古い漫画のエピソードを思い出したのは、集団的自衛権の行使容認をめぐる議論で「地球の裏側」という言葉が出てきたからだ。

 「地球の裏側まで行って米国と一緒に戦争するのか」

 憲法改正も集団的自衛権の行使も認めない「一国平和主義」陣営がこんなプロパガンダを持ち出すのは想定の範囲内だったが、政府・与党の中でも大真面目な論争になったのには驚かされた。

 切りのない定義

 発端は防衛省出身の高見沢将林(のぶしげ)官房副長官補が9月19日に自民党の部会で発した一言だった。

 「あらかじめ具体的な状況が分からないのに、『地球の裏側に行けない』という性格ではない」

 この発言が波紋を広げ、翌20日には、小野寺五典(いつのり)防衛相が記者会見で「地球の裏側を想定しているわけではない」と、“否定”した。

安倍晋三首相「『地球の裏側』という考え方はしない」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ