米ニュースサイト、アトランティックによると、密猟急増は、数年前にベトナムである政治家がサイの角の粉末でがんが治ったという噂が流れたのがきっかけになったという。ベトナムでは角の粉末を推奨する医師まで現れ、富裕層がこぞって買い求めるようになった。
中国では古くから解熱や肝疾患に効くとされ、漢方薬の材料として珍重されていた。1990年代に伝統的薬種から除外されたことから需要が減り、取引価格も250~500ドルに下がっていたが、ベトナムでの人気を受け高騰しているという。
サイの角1本の重さは1~3キロあり、闇市場での取引価格は1キロ当たり2万ドルから最大10万ドルと伝えられている。医学的に何ら根拠のない噂によって、サイたちは絶滅の危機に瀕しているのだ。(SANKEI EXPRESS)