甲乙つけがたい!というレベルが並んだときに初めてぜいたくで、ワクワクを感じるのでしょう。ナンバーワンでなくオンリーワンでいいと思いますが、単品でも詰め合わせでもいい感じ! そういう芸人を目指そう! そんなことを思う今日このごろでした…。(落語家 柳家花緑(やなぎや・かろく)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■やなぎや・かろく 1971年、東京都出身。87年、中学卒業後、祖父、五代目柳家小さんへ入門する。前座名は九太郎。89年に二つ目昇進、小緑と改名。94年、戦後最年少の22歳で真打昇進、柳家花緑と改名する。古典落語はもとより、劇作家などによる新作落語や話題のニュースを洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」にも取り組む。ナビゲーターや俳優としても幅広く活躍する。
【ガイド】
■第4回「柳家花緑・古今亭菊志ん 二人会」 11月26日(火)午後7時開演。東京都江東区深川江戸資料館 小劇場。問い合わせ(電)080・1327・5615(オフィスぼんが)