記憶に新しい2003年の猛暑時、1万5000人もの高齢者が命を落とすという惨事により、国も真剣に老人介護のシステムに目を向け始め、要介護者への擁護を目的に新しい介護用公庫も設立されました。まだまだ改善点は多いですが、高齢者の介護問題はフランスでも日本でも避けて通る事はできない問題だと思います。
フランスには「受け入れ家族制度」という、県から認可を受けた高齢者及び障害者を受け入れる一般家庭(有償)が存在します。双方の同意と県による監視の元で交わす正式な契約ですから肯定的に捉え発展させていくべきシステムのように思います。このシステムを利用(受け入れ家族)している知り合いがいますが、大変な仕事ですがやりがいもあるのよ!と彼女は明るく笑います。
負担を少なく
父の場合は「在宅ケア」システムを利用しました。主治医が決めた時間に看護師さんが自宅に来て必要な処置を行ってくれます。このシステムのお陰で私たち家族は安心して父を自宅で介護できました。晴れた日には、父を車椅子にのせて外に出て、カフェのテラスで楽しい時間を過ごした事も忘れられない思い出です。