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福島復興へ追い風 「海に浮く」風力発電始動 (2/3ページ)

2013.11.12 09:14

福島県楢葉(ならは)町の沖合20km、浮体式洋上風力発電所=2013年11月11日、※実用化に向けた実証試験開始

福島県楢葉(ならは)町の沖合20km、浮体式洋上風力発電所=2013年11月11日、※実用化に向けた実証試験開始【拡大】

 沖合に出力2000キロワットの発電設備「ふくしま未来」と変電設備「ふくしま絆」を設置し、送電網を海底ケーブルでつないだ。未来の大型風車は直径80メートルあり、海面から風車の頂点までの高さは106メートルに達する。変電設備は高さ60メートルで、塔のような外観だ。いずれもいかりをつけた巨大な鉄製の鎖で海底に固定している。経産省と福島県の委託を受け、東大や丸紅、三井造船などの大手企業のほか、中小企業の持つ最先端技術を結集した。

 関連産業で雇用創出

 来年度には、出力7000キロワットの風車を載せた発電設備2基を設置する計画で、施設の発電能力は計1万6000キロワットと、浮体式では世界最大になる。洋上変電設備があれば、発電設備を増やしても海底ケーブルを増設する必要がなく、建設コストを抑制できる利点があるという。

 政府は漁業への影響を心配する地元漁業関係者の理解を得たうえで、出力10万~30万キロワットの浮体式洋上風力発電所とすることを目指す。

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