欧州と南米の争い
優勝争いの軸になりそうなのは、過去19大会すべてで優勝を分け合ってきた欧州勢と南米勢だ。FIFAランクでも1位から12位までを両地域で“占拠”した。アメリカ大陸開催で初優勝を目指す欧州勢と迎え撃つ南米勢の構図は最大の関心事となるだろう。
欧州勢の実力は、予選の結果から推し量れる。世界的ストライカーのイブラヒモビッチ(パリ・サンジェルマン)を擁するスウェーデンが散り、常連のフランスもプレーオフに回らざるを得なかった。それだけにきっちり勝ち上がってきたスペインやドイツ、イタリアといった優勝候補の地力は際立つ。
開催国ブラジルは優勝が重大使命となる。重圧は計り知れないが、環境面の優位性が絶大なのは6月のコンフェデレーションズ・カップを制したことでも分かる。また「孤高の頂点」に立ち続けるメッシ(バルセロナ)を擁するアルゼンチンが主役に躍り出ても不思議ではない。