「クリスマスはあまりいい記憶がないんです。誕生日が1週間前の12月17日なので、プレゼントやケーキも一緒にされてしまうんです」と悔しがる、女優の高梨臨(たかなし・りん)さん=11月13日、東京都文京区(中鉢久美子撮影)【拡大】
さて、憧れていたロマンチックなシーンにはどう臨んだのか? 「玲子は普通の飾らない女の子なので、フラットに役柄に入ろうと思いました。自然で素朴な感じが出せればと。監督も伸び伸びと演じさせてくれて、玲子の感情の振れ幅を、自分に任せてくれました」。冒険系の高梨らしく、イケメン玉木を相手にしても「王子様を見ているみたい」と冷静そのもので、物おじせず、自然で温かみのある演技を披露してみせた。
「今はいろんな人物を演じて、自分とは違う感情を体験していきたい」と胸を弾ませる。シンケンピンクが見せる、次なる変身が楽しみだ。11月22日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:中鉢久美子/SANKEI EXPRESS)
■たかなし・りん 1988年12月17日、千葉県生まれ。2008年「GOTH」の主役に抜擢。イランの名匠、アッバス・キアロスタミ監督の12年「ライク・サムワン・イン・ラブ」(カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品)で主演。このほか、12年「生きてるものはいないのか」「今日、恋をはじめます」など。