画材屋さんに行くと、画仙紙のハガキがパックで売られています。画仙紙は水墨画を描くのに一番適した紙です。何枚も馬を描き続けると、たいてい一番はじめに描いたものか、10番目のものがいい出来です。選ばれた一枚をスキャンして、プリンターで必要な枚数を印刷します。その場合の紙は、画仙紙ではなく、プリンターに適した用紙がおすすめ。白と黒だけで表現された馬の横に、赤い落款(らっかん)を押すと、さらに絵が生きてきます。
今週は筆ペンで練習、来週は墨をすって原画づくり、再来週はプリントアウト。これで安心して師走を迎えることができそうですね。(イラストレーター 平松昭子/SANKEI EXPRESS)
■ひらまつ・あきこ 1970年、愛知県生まれ。広告プロダクション退社後、フリーのイラストレーターに。ファニーでエレガントなイラストで人気を集め、現在は「GLOW」でコミックエッセーを連載中。「kate spade new york」日本公式ブロガー。水墨画や日舞をたしなみ、着物を愛好する。著書に「お洒落きものイズム」(グラフィック社)など。LINEのスタンプ「ラヴ&ゴージャス」が発売中。kimonosnack.blogspot.com