先日番組を担当している放送局ですれ違った際に、ギターボーカルのタツヒロが音源を手渡してくれ、「僕、仕事辞めたんです。音楽一本にしました」と伝えてくれた。
もともとデビュー当時から奄美大島では大きな会社である製糖工場のサラリーマンとして生活していたタツヒロ。しかし今年6月に退社したのだという。生活の安定を捨ててまで、音楽に専念する決意だ。確かにツアーやプロモーションで全国を移動するとなると、スケジュールを確保するために会社の有給休暇を使うのにも限界がある。しかし音楽をやっていてサラリーマンのように安定的に稼げる保証はない。そう考えると、自ら決断し新しい環境で勝負する気持ちが曲からも強く表れていると感じられる。
いよいよ東京へ?と聞くと、「いや、島からは出ません!」と笑った。彼らの持ち味の人懐っこさ、生活の近くから語りかけてくれるような歌詞の世界観は、東京での生活を経験したからこそ、奄美大島で生活し続けることの大切さを身に染みて感じているようだ。