サンドラ・ブロックは「自分の出演作が必ずしも誇りに思えるということはありませんが、この作品に出演できたことは誇りに思います」と胸を張った=2013年12月4日、東京都港区(マンハッタンピープル提供)。(C)2013_WARNER_BROS.ENTERTAINMENT_INC.【拡大】
子育ての喜びを楽しむ
そこから出演へと再び気持ちが傾くまでの経緯を限られた時間内に事細かに聞き出すことは難しかったが、サンドラが大切にしている子育ての心がけを聞いていると、その答えが次第に浮かんでくる。「私にとって子育ては喜ばしいことなの。だから、私は日々すくすくと育つ子供と一緒に子育ての喜びを楽しむことを大切にしています。それは優しさを持つこと、人への思いやり、しつけ、ルールを学ばせる過程。子供が学ぶ中で、自分自身で喜びを見つけるようにすることも大事だと思います」
撮影に参加すること自体を、仕事の意欲を取り戻す「セラピー」と位置づけ、サンドラは自分なりに「喜び」を見つけようと試行錯誤した。愛娘を失った人物という設定を提案したのは、他ならぬサンドラだった。過去を抱えた人物を演じるのは、決していい気分ではなかったが、内面を描くことで物語に深みが出てくると考えた。