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007黄金の肝臓を持つ男 アルコール摂取量 推奨の4倍 (2/2ページ)

2013.12.14 00:17

2008年公開の「007慰めの報酬」でも、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が飲むのはやはりマティーニ。007を象徴する一場面だが、ボンドの飲酒量が尋常でないことが分かった(AP)

2008年公開の「007慰めの報酬」でも、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が飲むのはやはりマティーニ。007を象徴する一場面だが、ボンドの飲酒量が尋常でないことが分かった(AP)【拡大】

 その結果、12作でのスパイ活動でお酒を飲んだ日は123.5日。マティーニは1日5杯も飲んでいた。アルコール分の総摂取量は約9200グラムで1日あたり74.5グラム。この数字は英国国民保険サービスが推奨する成人男性1日の摂取量の上限の何と約2.3倍。一方、自主的に飲まなかった日は48.5日で、入院・投獄・リハビリのせいで飲めなかった日も36日あった。

 ちなみに、最多飲酒記録は「007は二度死ぬ」(64年)で約1806グラム。ウオツカの国が舞台の「ロシアから愛をこめて」(57年)では24時間に約400グラムだった。

 また「カジノ・ロワイヤル」(53年)では運転前に約312グラムの酒を飲み派手な交通事故を起こし、2週間入院していた。

 性機能障害も

 研究チームは「1日あたりのアルコール分摂取量が60グラム以上だと、肝硬変や高血圧症、悪性腫瘍、さらに性機能障害に陥るため、大の女好きの彼に大きな影響を与えたはずだ」と明言。

 さらに最も重要なこととして「ボンドの肝硬変発症リスクはお酒を飲まない人の7倍で、平均死亡年齢は59歳。酒とたばこを愛した原作者のフレミング氏が56歳で死亡したことを鑑(かんが)みれば、彼の平均寿命もこの辺りと思われる」と結論付けた。

 さらに、ボンドが過度の飲酒に走る理由について「国際的テロリストなどと戦う彼のストレス発散のため」と認識しながらも「安全なレベルの摂取量に減らすよう、助言が必要である」と警告している。

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