中小企業経営者との意見交換会に出席した安部晋三(しんぞう)首相(右)。世論調査でアベノミクスへの期待値が低下する中、中小企業を対象にした支援策の拡充に全力で取り組む考えを示した=2013年12月16日午後、首相官邸(宮崎裕士撮影)【拡大】
首相は意気軒高
それでも首相は意気軒高だ。消費税増税に伴う景気の腰折れ回避のための補正予算案をまとめ、来年6月をめどに新たな成長戦略の策定も検討している。
「皆さんの意欲が必ず、必ず、全国に広がっていく。それが景気の好循環に入る大きな起爆力になる」
首相は16日、いずれも創意工夫による業績好転で従業員の賃上げを達成した中小企業経営者6人を官邸に招き、アベノミクスの波及効果をアピールした。
世論調査では、景気回復への不満はあっても、いま首相にふさわしいのは誰かの設問は安倍首相が64.9%とひとり勝ちだ。首相は特定秘密法成立後も各報道機関の世論調査で内閣支持率が50%前後あることについて、周囲にこう自信を示した。
「たいしたことない。数字が落ちたって元に戻せばいい」(SANKEI EXPRESS)