愛用のメークボックスとともに。「私の『生き方』を示す写真です。前回に引き続いて、あえてこちらの写真にこだわらせていただきます」とIKKO(いっこー)さん(富田眞光さん撮影、提供写真)【拡大】
プラスに考えて
例えば、あなたが新しくお店を開いたとしましょう。本当なら50人入るはずなのに、たった5人しかお客さんがいない。そこで、「ああ、はやってないなあ。寂れた雰囲気だなあ」と拒否反応を起こしてはいけません。目の前にいる5人のお客さんを大事にすればいいのです。大きなテーブルを出して、即席のお教室を開いたり。そうすれば、もっと人も集まってくるはずです。
会社でもそうです。景気が悪い、活気がないと嘆いているだけでは、何も変わりません。できることがあるはずです。大きい声であいさつをしたり、お茶を出したり、カーテンを洗濯したり。ほんのささいなことでいいのです。自分が立ち上がると、空気が変わる。自分自身で流れを変え、波を作り出していける人は、独立してもうまくいきます。
失敗を繰り返さない
失敗を恐れる必要はありません。失敗してこそ、成功がある。けれど、同じ失敗を繰り返すのはいけません。起こったことには、全て意味があります。その意味を考えないと、同じことを繰り返してしまいます。「がんばったけど、ダメでした」というのは、言い訳にすぎません。結果をよくするために、自分は何をしましたか。最善の方法を、最高の努力でもって行いましたか。