北海道常呂町(現・北見市)育ちの幼なじみ。ともに4歳の子供を持つ。小笠原が子供に託されたお守り人形が「ガッツ星人」だったことには笑わされた。
ゲーム中も笑顔は絶えなかった。これほど試合中に笑顔を見られる競技もまた、珍しい。カーママ2人に加え、苫米地美智子(33)の冷静な笑み、若い小野寺佳歩(22)の弾ける笑顔がチームの苦境を救った。
とはいえ最終予選2位での五輪行きは、先に切符を手にしていた8カ国を加え、出場10カ国中の最下位当選だったことになる。本番では苦戦も予想されるが、ソチ五輪の楽しみが一つ増えたことをまず喜びたい。
≪「金」に近い17歳、伝説の41歳 飛躍の時≫
ソチ五輪の楽しみは、男女のフィギュアスケートやカーリングばかりではない。
おそらく今、金メダルに一番近いのは女子ジャンプの17歳、高梨沙羅だろう。12月7日、リレハンメルで行われたワールドカップ(W杯)の今季第1戦では、102メートル、96.5メートルを飛んで合計286.0点で通算10勝目をあげた。
昨シーズンまで最大の課題だった着地時のテレマーク姿勢も安定し、飛距離では2回ともトップを譲りながら、飛型点を稼いでともに1位の得点をマークした。圧倒的な飛距離を誇りながら、飛型点で順位を譲ることも多かった昨季とは大違い。それでも当人は、飛距離に不満で「うまく力を伝えられなかった」と反省の言葉が口をついた。