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新春インタビュー 奄美が教えてくれるもの(1) 歌手、元ちとせさん (2/4ページ)

2014.1.1 00:14

幹線道路から海岸へ抜ける道沿いに、名もなきジャングルが広がる。クワズイモが大きな葉を広げ、パパイヤの樹が実をつけていた=鹿児島県大島郡龍郷町(奄美大島、別府亮さん撮影)

幹線道路から海岸へ抜ける道沿いに、名もなきジャングルが広がる。クワズイモが大きな葉を広げ、パパイヤの樹が実をつけていた=鹿児島県大島郡龍郷町(奄美大島、別府亮さん撮影)【拡大】

  • 【奄美が教えてくれるもの】SANKEI_EXPRESS__2014(平成26)年1月1日付(1面)
  • 鹿児島県・奄美大島は奄美市、瀬戸内町、龍郷町、大和村、宇検村の1市2町2村。奄美市には4万4515人が暮らす=2013年12月31日現在

 だから「食べる」ことは、「あの子の命が、自分に変わっていく」という感覚。命は巡るということを、心に受け入れて生きることは覚悟がいります。ですが、前向きなことだと思っています。何も残さずにいただくということが、当たり前。だから私は元気です。

 昨年(2013年)夏、実家で父がにわとりをさばくというので、小3の長女(8)に、「見てきなさい」って言いました。最近、犬や猫を飼いたいと言うので「命はそんなに簡単なものじゃない」ということを経験として伝えたいと思っていたし、感性がとぎすまされた子供のうちに、見せておきたかったんです。

 見たあと、長女は私のもとにやってきて、誰に言われたわけでもないのに、空に向かって「ぜんぶ、食べるからね」と言っていました。そのときの思いは、いつか娘のお守りみたいになっていくんだと思います。こればかりはDVDなんかで教わるものじゃないですからね。

 スーパーに行けば、それが当たり前の姿であるかのように、肉も魚も切り身になって売られています。私たちの日常は、意識しなければ命のことが見えないし、身近に感じられない環境になっています。

切り身になった魚ばかり食べていては、命のことはわかりません

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