「みんなに愛されるかわいらしい弟キャラ。でも素直で、テンションが高くて明るい多根彦は、自分とは真逆」という。「一つのことに夢中になるとそれしか見えない、柔軟ではないタイプ」と自己分析するが、稽古場で蜷川や、共演する勝村政信らに積極的に役作りの教えを請い、良い意味で貪欲な一面を見せている。「勝村さんはつきっきりで稽古を見たあと、『こいっ』って言って、ダメなところを教えてくれます。蜷川さんも、厳しいというより丁寧に教えてくださる。ストレスがあるとすれば、言われていることを吸収しようとするけれど、うまくできない自分に対して、です」。そんなストレスが募ると、「以前は週3~5日、今は週に1、2日程度」に通うボクシングジムで放つ拳に、いっそう力がこもるという。