スペイン・首都マドリード【拡大】
スペインの右派系紙ムンドは1月5日、先月(2013年12月)下旬に実施した世論調査で、国民の62%が「フアン・カルロス国王(76)は退位すべきだ」と考えていること分かったと報じた。ロイター通信が伝えた。
在位38年の国王はスペインの民主化を推進。国民から敬愛されてきたが、昨年は王室メンバーの公金横領疑惑や国王の健康問題が取りざたされ、「退位すべきだ」と考える人が前年より17%上昇する結果となったようだ。これに対し、フェリペ皇太子(45)への肯定的評価の割合は増えている。(SANKEI EXPRESS)