チャン・ツィイーがキスシーンリード
撮影前、「韓流四天王」として日本でも大人気のチャン・ドンゴンが不安そうな表情を浮かべ、意外なことを口にしたそうだ。「僕はほとんどキスシーンの経験がないんです」。愛の語らいも中国語でやろうというのだから、なおさら不安だったろうが、ホ監督は一笑に付した。「この作品はラブロマンスなのだから、ラブシーンが自然と必要になってきます。実際、キスシーンに臨んだドンゴンの演技はどこかぎこちなかったのですが、結果的には自然な感じに撮れましたよ。チャン・ツィイーさんがうまく彼をリードしてくれたんです」
話を聞いていると、ホ監督はチャン・ツィイーに絶大な信頼を寄せていることが見てとれた。チャン・ツィイーはどんな女優なのか? 「自分なりにしっかりと人物像を創り出していくタイプですね。まずはどんな作品かを自分なりに考え、与えられた役柄について思い悩み、答えを出していく。次はどんな演技を見せてくれるのかと、私は撮影が楽しかった。そういえば彼女は共演者が中国語を話すときにはうまくリードもしてくれましたよ」。1月10日から全国順次公開。(高橋天地(たかくに)、写真も/SANKEI EXPRESS)