すたれた、とは言いますが、私の中では島の言葉が生きています。若い人も宴(うたげ)のときに「とうとぅがなし」をコントみたいにおどけて言ってみたりします。そうやって人が集まって宴があるところに、言葉は生きて、伝わっていくのだと思います。(取材・構成:高橋天地(たかくに)、津川綾子/撮影:フォトグラファー 別府亮/SANKEI EXPRESS)
≪90歳おば FMで島文化発信≫
「うがみんしょーら」(こんにちは)。ラジオから元気に響く島口(方言)。奄美大島初のコミュニティーFM局として2007年に開局した「あまみエフエム ディ!ウェイヴ」は、“おば世代”から若者へ、島言葉や郷土文化を橋渡しする懸け橋のようなラジオ局だ。
人気コーナー「ぃえぃとかいわのOVA(おば)」は90歳の中原フデ子さんから、35歳の渡陽子さんが島口を習う。例えば流行語の「いつやるの、今でしょ」は「いつしゅり、なま、すらんば」となる。