登場人物がそれぞれ孤独を抱えており、「繊細な人間模様も多々描かれている」と強調する。特に、フジテレビの連ドラ初出演で、サナを支える正子役の泉ピン子(66)との共演は「見て感じて吸収できるものは吸収しようと耳をダンボにしている」という。
「私生活は平和に」
ところで、タイムスリップするとしたら、どこへ行きたい? 「自分の生まれた瞬間や幼い頃に行きたい。戦争がないところもいい」。そして「撮影で天誅(てんちゅう)、お仕置きしているので私生活は平和に過ごしたい」と続けた。プライベートは俳優の大森南朋(おおもり・なお、41)と結婚して3月で丸2年。平和そのものといった感じだ。
撮影中、必ず持参しているものは「水、チョコ、飴」。「アクション中、脳を使うので糖分をいっぱい取っています」。多くの決意を胸に臨む初主演作。「金曜日の夜はスカッとするドラマを! ということで、めっぽう強い謎の女とごく普通のおばあさんが、許せない悪者を追い詰める痛快ストーリー」(FCCの中山ケイ子プロデューサー)は、見たら一瞬にしてハマる作品になりそうだ。(松本明子/SANKEI EXPRESS)