OL時代の処世術を聞くと「女の先輩に隙を見せること。洋服に米粒をつけておくと、しょうがない子ねえ、と、かわい気が出ますよ」と明かした女優の大久保佳代子さん(宮川浩和撮影)【拡大】
取材陣に取り囲まれた「祝女~shukujo~」の制作発表。「女の幸せとは?」の問いに、大久保佳代子(42)が「やっぱりセックス」と答えると、約1時間後、そのままインターネットニュースの見出しとなった。
女性に恋にストレートな物言いが注目を集め、昨年はファッション誌「VOGUE」でページも飾った。今、最もモテる女の一人といっていい。
「とはいえ、好きって言ってくれる大半が同年代の同性。40歳を過ぎて結婚もしていない私を見て、大久保さんも頑張っているから…とか、楽しそうでいいよね、と思ってもらえているんでしょうか」。隣のお姉さん的な風貌に加え、芸能活動をしながら14年間、一般企業で勤め続けた“団塊ジュニア”特有の堅実さも、親近感を醸し出す。
女の本音さらけだす
その大久保が出演する舞台「祝女」(内村宏幸演出)は、女性たちが等身大の本音をさらけ出すコメディー劇。TV版はNHKで12年まで放送、女性から絶大な支持を得た。マンション購入など人生の天王山となる出来事や、職場や家庭のささいな悲喜こもごもの場面を8演目の短編オムニバスで描く。