もっともっと上へ
兄、寛大さん(21)の背中を追い、「私もやりたい」と地元のジャンプ少年団に入った。元選手の父、寛也さん(46)が2人を指導。「女の子なので、正直言って、最初はあまりジャンプをやらせたくなかった」。母、千景さん(46)は複雑な心情を抱きながらも、懸命に練習に打ち込む姿を見て応援するようになった。
「支えてくださった皆さんに、感謝の気持ちを伝えるためにここに来たので…」。家族やスタッフに、最高の結果を見せられなかったことが、何よりも悔しい。
「また五輪に戻ってこられるように、もっともっとレベルアップしていきたい」。つらい経験をバネに、4年後のリベンジを、強く心に誓った。(SANKEI EXPRESS (動画))